大人のワーホリブログ

30歳の年にバンクーバーにやってきた私が思うワーホリで役立つことや普段の生活について

バンクーバーで英語力は向上するのか

こんにちは。

こちらに来て12日目です。

 

午後の授業が受けられないとは言え、毎日英語をアウトプットする機会があるのでわずかながら英語が上達してきました。

学校の先生がとっても私には合っていて、私の通っている授業はwritingとspeechの2つしかないのですが、全く苦痛や疲れもなく新しい言い回しや、自分の意見の伝え方を学べています。

日本語で考えてそれを英語にしてから発言すると伝えたいことが思ったように伝わらないことが多いので、できるだけ日本語を思い浮かべないようにしています。

客観的に聞いていても、日本語を英語に翻訳してから発言している人の英語は主語が迷子になっていたり、動詞がしっくりこないことが多いなと思います。

講師の話しているのを聞いてるとそんな難しい動詞使ってないし、あぁ、こういう時の主語はこれなのかと発見することが多いです。

日本語って結構主語抜いて話すから、そのまま翻訳しようとすると厳しいんですよね。

毎日何かしらテーマを見つけてエッセイを自主的に書いて持って行って、添削してもらっているのでspeakingにもその学びが活きてきています。

 

色々発見はありますし、自分の英語の課題もたくさんありますが今日はそれはいったん棚に上げて...(笑)こちらで出会った人たちの英語について。

2週目になって学校で会う人が少し増えてきて驚くのが、長年こっちに住んでいる人の英語のレベルの低さ。

 

もちろんこっちで英語を上達させている人の方が多いと思うし、そういう人はすでに学校に来るはずがないので出会わないわけですが、来ている人で言うと、こちらで3年以上働いていても、いまだに日本語イントネーションのカタカナ英語だし、文章も短い文章でしか英文が組み立てられなかったりします。

正直何か月がいれば発音もイントネーションもそれなりに様になるもんだろうと思っていましたが、ワーホリで来て5か月も働いても、リスニングもおぼつかないし、speakingはゆっくりでもS+V+Oの文章に作り上げられない人もいるんです。私レベルが聞いていても分かるくらい時制がめちゃくちゃになっていることも多い。

そういう人に聞いてみると飲食店で働いているパターンが圧倒的に多いです。

バンクーバーはびっくりするくらい日本食レストランが多いです。

オーナーやスタッフが日本人なことも多い上に、人手も足りていないことが多いようでワーホリで来て最初の仕事場にするには色々と安心かなと思います。

 

とはいえ、よほど同僚にネイティブや英語が話せる人がいてバックヤードで良く話すとか、仕事の後に一緒に出掛けて話す場合は良いですが、そうでない場合、飲食店で使うフレーズって限られます。仕事に慣れたらその職場に長くいたくなるのは当然だし、それで周りの人から頼られるようになればもっと居心地は良くなって、環境を変えたくなくなることが多いんだと思います。そして、職場で使う英語は話せるから英語力を上げる必要性を感じなくなるのは自然なことかなと思います。

 

この話を講師としていたのですが、彼は私たちの英語力についてこんなグラフを書いていました。最初の急激な伸びは語学学校に通っている間。その後働き始めて停滞。

f:id:workingholidaygirl:20190317031020p:plain私もこうなってしまう可能性が高いのでこわくなりました。
どうしても外国で住んだら勉強しなくても自然と英語がペラペラになれると希望をいただいてしまうし、私も希望をいただいてきました。

でも、実際には全然そんなことないし、数か月の語学学校が終わった後の自分の努力がいかに大事か。。バンクーバーで日本人に出会うのは想像以上に簡単で、日本語で1日過ごそうと思えばできちゃいます。

今は何事も慣れなくて気を張っているけど、慣れれば気持ちが緩んでくるはずだから、この1年は本当に気を付けて気を付けて生活したいです。

 

もちろんここは英語環境の国。英語で話そうと思えば話せる環境もたくさんあります。

外国で生活できるチャンスをせっかくつかんだのだから、日本人らしい英語から抜け出したいものです。がんばろ。